ぎむたろうブログ NFTの魅力を紐解く

【メタマスクからNFTが抜かれる!?】NFTハッキング対策をしておこう!

NFTアート

この記事では、
以下の内容を解説します。

この記事で分かること

  • NFTが盗まれる手口
  • NFTを盗まれないための対策
  • 複数のウォレットを作る方法

本記事の執筆者

ぎむたろう(@gimutaro)
2022年5月からNFTに挑戦
NFTアートで500万円以上の含み益

日本では、
NFTの盗難被害が
ものすごく多いです。

今回は、NFTを盗られないために、
どんなことを気をつけるべきかを
具体的に説明します。

ハッキングの手口は進化するため、
大丈夫だと思っていても、
盗まれる可能性は0にはなりません。

一番重要なのは、
もしハッキングに遭っても大丈夫なように、
被害を最小限にすることです。

貴重なNFTを
保管用ウォレットに逃していない人は、
「あなたの資産は常に危険な状態にある」
理解しておいてください。

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もしNFTを盗まれた時に
取るべきアクションは、
別記事で紹介しています。
>>NFTアートを盗まれた後に取るべき5つのアクション

目次

メタマスクのNFTが抜かれる事例

NFTがハッキングされた事例を
いくつか紹介します。

どのようにNFTを
盗まれているかを知ることで、
気をつけるべき点が分かるはずです!

NFTをハッキングされる事例

  • シードフレーズが盗まれる
  • 知らない人からDMに対応してしまう
  • 運営者がハッキングされる
  • 偽サイトに誘導される
  • 買った覚えのないNFTを売ってしまう

メタマスクのNFTが抜かれる事例① シードフレーズを盗まれる

シードフレーズは、
メタマスクを作成したときに発行される、
12個の単語です。

シードフレーズは、
どんなサービスにも、誰にも
教えてはいけません。

NFTや仮想通貨を購入時に、
シードフレーズを
聞かれることは100%ありません!

シードフレーズを聞かれたら、
100%詐欺です。
絶対に無視しましょう。

メタマスクのNFTが抜かれる事例② 知らない人からDMに対応してしまう

知らないアカウントから、
以下のようなDMが来たら、
100%詐欺です。

  • ゲリラ的にフリーミント
  • 覚えのないキャンペーンに当選

Twitter DM詐欺

DMから、
偽ミントサイトに誘導されるケースは、
本当に多いので注意です!

DiscordへのDM

Discordの設定から、
DMが来ないように設定しておくと
安心でしょう!

メタマスクのNFTが抜かれる事例③ 運営者がハッキングされる

ハッカーが運営者のアカウントを盗んで、
メンバーを偽サイトに誘導してくる事件も!

良識のあるNFTプロジェクトなら、
ゲリラ的にNFTを販売したり、
急にキャンペーンをすることはありません。

例え運営者の投稿であっても、
リンクが貼られている投稿は、
疑ってかかるようにしましょう!

メタマスクのNFTが抜かれる事例④ 偽サイトに誘導される

OpenSeaの偽サイトが
Googleで広告を出し、
検索で上位表示されたことがありました。

OpenSeaだけでなく、
NFT関連のサービスには、
多くの偽サイトが出回っています。

URLが不自然じゃないか?など
事前にチェックするようにしましょう。

メタマスクのNFTが抜かれる事例⑤ 買った覚えのないNFTを売ってしまう

「買った覚えのないNFTが、
自分のウォレットに入っていた」
ということはありませんか?

このNFTに対して、
高額オファーが送られてきた場合、
これを承認するのはキケンです!

全てのNFTを
盗まれる可能性があるので、
注意してください。

Hiddenに移すだけなら問題ない

買った覚えのないNFTを
Hiddenに移すだけなら、
ハッキングされることはありません。

ただ移行させるのも怖い人は、
そのまま放置でも大丈夫です。

メタマスクのNFTが抜かれる事例⑥ フリーWifiに接続した人の資金を抜く

ホテルや喫茶店のWiFiを使って、
メタマスクを利用した人が、
ハッキングされる事例が出てきています。

公共のWiFiは、
セキュリティ面でかなり危険なので、
メタマスクは接続しないようにしましょう。

メタマスクのNFTを抜かれないためのアクション

ハッキング対策を
具体的にどうすべきかを紹介します。

  • DMに対応しない
  • 本物のアカウントか確認
  • SetApprovalForAllはNG

メタマスクのNFTを抜かれないためのアクション① DMに対応しない

知らない人からのDMを無視するだけで、
NFTが盗まれる可能性は激減します。

SNSに送られてきたDMを
無視するようにしましょう!

DiscordでDMが来ないようにする

Discordでは、
「プロフィールを編集」
→「プライバシー・安全」から
DMが来ないように設定できます。

メタマスクのNFTを抜かれないためのアクション② 本物のアカウントか確認

OpenSeaの中で
NFTコレクションの偽ページが
よく作られます。

アイテム数や、合計取引金額を見たら、
偽物と見抜けることが多いです。

NFTコレクションの偽アカウントも!

NFTコレクションのSNSの
偽アカウントも多く作られています。

注意点としては、フォロワーの多さで、
本物かどうか判断しないことです。

※偽アカはフォロワーを買って、数を水増ししています。

そのNFTコレクションのファウンダーが、
そのアカウントをフォローしているかで、
本物かどうか見極めるのがオススメです!

メタマスクのNFTを抜かれないためのアクション③ SetApprovalForAllはNG

SetApprovalForAllは、
「全ての許可を与えます」
という意味です。

意訳すると
「わたしの持つ全てのNFTを
ハッカーに送ることを許可します」
ということになります。

ミントサイトなどで、
SetApprovalForAllが出たら、
詐欺なので注意しましょう!

OpenSeaでのApprovalはOK

OpenSeaで、
SetApprovalForAllと
表示される時があります。

この場合のSetApprovalForAllは、
「あなたがリストしたNFTが売れた時は、
OpenSea主導で、NFTを購入者に送ります」
という意味なので詐欺ではありません!

安心して、OpenSeaで
NFTをリストしてください!

メタマスクのNFTが抜かれないための対策(ウォレット分散)

あなたは、
いくつのウォレットを持っていますか?

複数のウォレットを使って、
NFTを保管することで、
防御力を高めることができます。

この3つを持っておけば、
NFTを盗まれた時の被害は、
最小限にできるでしょう!

メタマスクのNFTが抜かれないための対策(ウォレット分散)① 新規プロファイルを作成

同じPCで複数ウォレットを作るには、
新しいプロファイルを
作成する必要があります。

Google Chromeの、
右上のアイコンを開き、
「追加」をクリック。

メールアドレスとパスワードを設定すれば、
新しいプロファイルを、すぐ作成できます。
※既存のメールアドレスでも作成可能!

メタマスクのNFTが抜かれないための対策(ウォレット分散)② 新規ウォレットを作成

新しいプロファイルには、
メタマスクが入っていません。

一度メタマスクを作った時の手順で、
新しいウォレットを作ってみてください。

注意:複数アカウント作るのとは違う!

メタマスク内で
アカウントを追加すれば、
新しいウォレットは作成できます。

確かにこの方法でも、
複数のNFT保管先を作れますが、
これはオススメしません。

この方法の場合、
シードフレーズが全て同じなんです!

もしシードフレーズが盗られてしまったら、
同じメタマスクにあるNFTや暗号資産を
一網打尽で盗まれてしまいます。

メタマスクのNFTが抜かれないための対策(ハードウェアウォレット)

ハードウェアウォレットは、
現時点では、最もセキュリティ性の高い
ウォレットです。

1つのパソコンで
複数ウォレットを作れるんだから、
これ以上、対策する必要なくない?

もちろん、複数ウォレットを作るだけでも
十分ハッキング対策ができています。

しかし1つのPCで
全てのウォレットを管理している場合、
PC自体がハッキングされた時が危険です!

そのPCで管理している全てのウォレットが
ハッキングされるかもしれません!

ハードウェアウォレットとは?

ハードウェアウォレットとは、
通信環境から隔離した状態で、
保管できるウォレットです。

ハードウェアウォレットを
どのサイトにも接続せずに管理すれば、
ハッキングされることはありません。

ハードウェアウォレットでは、
Ledger(レジャー)が有名です。
1つは持っておいて損はないでしょう。

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補足:ハードウェアウォレットが必要ないケース

複数のPCでウォレット管理する人なら、
ハードウェアウォレットは無くても
なんとかなります。

保管用ウォレットを別のPCで管理して、
どのサイトにもウォレット接続しなければ、
ハッキングされることはありません。

もし複数のPCでNFTを管理するために、
新しいPCを買わないといけない場合は、
Ledgerを買う方が圧倒的に安いので、
そちらをオススメします。
>>Ledger(レジャー)購入ページ

メタマスクのNFTが抜かれる?に関するQ&A

NFTのハッキング対策に関する
よくある質問に3つ回答します。

  • メタマスクのアドレスを教えるのは大丈夫?
  • ハッキングに遭った時に取るべき行動は?
  • こまめにメタマスクの接続は解除したほうが良い?

よくある質問① メタマスクのアドレスを教えるのは大丈夫?

メタマスクのウォレットアドレスを
人に教えることは問題ありません。

Giveawayなどで
人からNFTをもらう時は、
自分のアドレスを教える必要があります。

絶対に教えてはいけないのは、
シークレットリカバリーフレーズ
秘密鍵です。

よくある質問② ハッキングに遭った時に取るべき行動は?

万が一、ハッキングされて
NFTを盗まれてしまった場合、
以下のアクションを取ります。

  • 原因となるサイトとの接続をRevoke
  • 残っているNFTを他のウォレットに移す
  • 盗難被害をコミュニティに報告

まずハッキングによって、
全てのNFTが盗まれる前に、
Rwvokeを行って被害を止めます。

そして残っているNFTを
別のウォレットに移動。

被害が止められたら、
盗まれたNFTのコミュニティに
盗難被害を報告しましょう。

詳しくはNFTアートを盗まれた後に取るべき5つのアクションで紹介しています。

よくある質問③ こまめにメタマスクの接続は解除したほうが良い?

ウォレットのサイト接続は、
こまめに解除しておいた方が良いです。

多くのウェブサイトは、
メタマスクを接続しているユーザーに対し、
そのサイト内での行動を追跡しています。

接続を解除すると、
このような追跡を停止できます。

怪しいサイトなどは、
接続解除だけでなく、
Revokeまでしておきましょう。

最後に

この記事では、NFTを盗られないための
具体的なアクションを紹介しました。

一番重要なのは、
もしハッキングに遭っても大丈夫なように、
被害を最小限にすることです。

ウォレットを複数作って、
リスクを分散させておきましょう。

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